二人で豆皿づくり

朝一番でワークショップにご参加くださったご夫婦。

横に並んで席に座って、まずは板の形選び。

サンプルの四角い豆皿を見て、

ご主人「これがいい!カッコイイよね?」

奥様「うん、好きそう。」

奥様は栗、ご主人は四角形に決まり、仲良くワークショップがはじまりました。

 

ご主人は皿の縁だけを立ち上げる平角皿に挑戦。

全体に槌目をつけた後、立ち上げる縁のラインをタガネで彫ります。

立ち上げ具合を何度も確認しながら、叩きすぎてしまったところは修正して。

時間をかけて出来たのがこちら!

ご自分で作った角皿を奥様に見せて、

ご主人「いい感じじゃない?」

奥様「そーだね(棒読み)」

ご主人は満足そう。

ご主人の言葉に猫パンチのように鋭くもやさしい奥様のツッコミ、飛び交う夫婦の軽いジャブに笑ってしまいます(笑)

 

奥様は皿の縁をナチュラルなカーブをつけるために、作業に集中!

曲線は線の太めのタガネを使ってきれいにくっきりと。タガネを打つ手元はまるでミシンで縫い物をしているようにスムーズでした。

完成した作品がこちら!

くぼみ台や木槌の面を利用して、ふっくらと自然な理想としていた栗のカーブができました!

 

形は違っても、お二人とも縁の立ち上げと角度に時間をかけて、それぞれのこだわりを丁寧にカタチに仕上げました。

 

記念撮影のときも、

「なんでそんなくっつくの!」

「いいじゃん記念なんだし。」と。

そんなお二人のやり取りが楽しくてかわいくて(笑)

素敵なご夫婦でした☆

 

 

そしてこちらは飛び入りでご参加したお二人の作品。

昨日県外から沖縄にいらしたという男性。

女性の勤めてらっしゃるセレクトショップで、今回のDMをご覧になって遊びにきてくださいました。

彼女はずっとワークショップにも参加したかったそうで、念願かなってのご参加。

形はお二人とも四角形。

女性の方は着色なしのシンプル仕上げ。男性の方は全体を着色してアンティーク風の雰囲気に。

彼は革細工をされているそうで、金細工の工具もすぐに使いこなしてました。

縁の立ち上げの角度もシャープでとても綺麗!さすがです☆

キサゲという工具で板の中央に何本も細い曲線を入れた後、ヘラで線をなぞり整え、金槌で槌目をつけ、その上から魚の絵を。

槌目が水面に見え、まるで泳いでいるように見えます。

 

裏面にもそれぞれ刻印を入れました。

「〇〇(お勤め先の店名)って入れちゃう?」

「え〜プライベートで使うから 笑」

彼女はイニシャルをひとつ。

 

彼の方は自身のブランド名を。

 

「写真撮っていいですか。あ、金槌も入れてみよう♪」

彼女が二人のお皿を並べ、その横に金槌を添えて。

お二人がそれぞれ着けてる指輪を外して皿の上に置きます。

完璧なスタイリング!

さすが人気ショップのスタッフさんです☆

「じゃあ俺も。」

「私も撮らせてください♪」

写真を撮ってる人を撮ってる人を撮るという撮影の連鎖が生まれ(笑)

 

同じスタイリングを真似して撮らせていただきました。

あれ、皿の上にのったお二人それぞれのリング、よく見ると同じデザイン。

「もしかして、ペアリングですか?」と聞くと

「そうです。昨日もらったんです!」と嬉しそうに彼女。

「え〜?!そうだったんですか!!きゃー?」

お互いのペアリングを置くトレイを二人で作っていたんですね!

しかも、昨日もらったばかりって?もー大興奮!

かわいいお二人にまたまたホッコリでした。

記念撮影☆

もーかわいいなぁ?あてられっぱなしです(笑)

ご参加ありがとうございました!