この日は秋分の日。

展示会最終日の前日の最後のワークショップです。

金槌で繰り返し叩いた真鍮板は次第に硬くなっていくので、火でなまします。

興味津々!

 

お二人とも四角形で作り、お互いの作品を交換して見せあいっこです。

「いろんな刻印カワイイ!」

「シンプル!槌目もきれい!こんな感じでもよかったな(笑)」

お二人の作品はこちら。

シンプルに槌目をつけて、オリジナルのイヤープレートの完成!

 

こちらはランダムに数字とアルファベットを。

「アルファベットのRって、形カワイイですよね。」

その時惹かれた文字を自由にしっかりと打ち込みました。

このプレートを玄関に立てて飾りたいとのこと。

出かける人を見送り、訪れる人を迎える。ステキです。

 

午後はご友人同士とご家族でのご参加。

 

 

 

金槌も作家のみなさんが普段使っている様々に用意しました。

同じ種類の金槌でも面が微妙に違い、叩く強さによっても槌目の雰囲気が変わります。

打ち比べてみて、

「あー違う!」

 

こちらでは刻印を打った途端、驚嘆と笑いが。

裏面中央に「43」。実年齢だそう!

「うふふ、記念です♪」

ご自分の歳をそのまま打った人初めてです(笑)

表は栗をリアルに表現。

「栗って上の方が色濃かったよね!」

「ホントだ、下のほうが濃いと思ってた!」

サンプルも下に着色していました! 

ワークショップ最終回で気づく事実(汗)

お友達同士で並べて記念写真。こちらは裏に真鍮の線をロウ付けしてヘアゴムにしました。

早速試着♪

ロングヘアにお似合いです。

こちらでは母娘で刻印中。

出来上がったのがこちら。

お嬢さんの名前をローマ字で。5歳なので5。来年の分も打ってます(笑)

お母様の豆皿はこちら。

タガネとカザリ槌でキレイな栗に仕上りました☆

お姉さまはこちら。丸い板に年月を。

家族それぞれ形違いで記念写真。

「次は豆の形に挑戦したい!」

「栗の真ん中を着色してオニギリにしてもかわいいかも」

「自分が身につけるアクセサリーも作ってみたいな」

いろんなアイデアやご要望もポンポン飛び出し、参考になりました。

作る過程や仕上がった作品に個性が表れ、楽しい時間を過ごすことが出来ました。

またワークショップ企画したいと思います。

ご参加いただいた皆さま、どうもありがとうございました。

 

朝一番でワークショップにご参加くださったご夫婦。

横に並んで席に座って、まずは板の形選び。

サンプルの四角い豆皿を見て、

ご主人「これがいい!カッコイイよね?」

奥様「うん、好きそう。」

奥様は栗、ご主人は四角形に決まり、仲良くワークショップがはじまりました。

 

ご主人は皿の縁だけを立ち上げる平角皿に挑戦。

全体に槌目をつけた後、立ち上げる縁のラインをタガネで彫ります。

立ち上げ具合を何度も確認しながら、叩きすぎてしまったところは修正して。

時間をかけて出来たのがこちら!

ご自分で作った角皿を奥様に見せて、

ご主人「いい感じじゃない?」

奥様「そーだね(棒読み)」

ご主人は満足そう。

ご主人の言葉に猫パンチのように鋭くもやさしい奥様のツッコミ、飛び交う夫婦の軽いジャブに笑ってしまいます(笑)

 

奥様は皿の縁をナチュラルなカーブをつけるために、作業に集中!

曲線は線の太めのタガネを使ってきれいにくっきりと。タガネを打つ手元はまるでミシンで縫い物をしているようにスムーズでした。

完成した作品がこちら!

くぼみ台や木槌の面を利用して、ふっくらと自然な理想としていた栗のカーブができました!

 

形は違っても、お二人とも縁の立ち上げと角度に時間をかけて、それぞれのこだわりを丁寧にカタチに仕上げました。

 

記念撮影のときも、

「なんでそんなくっつくの!」

「いいじゃん記念なんだし。」と。

そんなお二人のやり取りが楽しくてかわいくて(笑)

素敵なご夫婦でした☆

 

 

そしてこちらは飛び入りでご参加したお二人の作品。

昨日県外から沖縄にいらしたという男性。

女性の勤めてらっしゃるセレクトショップで、今回のDMをご覧になって遊びにきてくださいました。

彼女はずっとワークショップにも参加したかったそうで、念願かなってのご参加。

形はお二人とも四角形。

女性の方は着色なしのシンプル仕上げ。男性の方は全体を着色してアンティーク風の雰囲気に。

彼は革細工をされているそうで、金細工の工具もすぐに使いこなしてました。

縁の立ち上げの角度もシャープでとても綺麗!さすがです☆

キサゲという工具で板の中央に何本も細い曲線を入れた後、ヘラで線をなぞり整え、金槌で槌目をつけ、その上から魚の絵を。

槌目が水面に見え、まるで泳いでいるように見えます。

 

裏面にもそれぞれ刻印を入れました。

「〇〇(お勤め先の店名)って入れちゃう?」

「え〜プライベートで使うから 笑」

彼女はイニシャルをひとつ。

 

彼の方は自身のブランド名を。

 

「写真撮っていいですか。あ、金槌も入れてみよう♪」

彼女が二人のお皿を並べ、その横に金槌を添えて。

お二人がそれぞれ着けてる指輪を外して皿の上に置きます。

完璧なスタイリング!

さすが人気ショップのスタッフさんです☆

「じゃあ俺も。」

「私も撮らせてください♪」

写真を撮ってる人を撮ってる人を撮るという撮影の連鎖が生まれ(笑)

 

同じスタイリングを真似して撮らせていただきました。

あれ、皿の上にのったお二人それぞれのリング、よく見ると同じデザイン。

「もしかして、ペアリングですか?」と聞くと

「そうです。昨日もらったんです!」と嬉しそうに彼女。

「え〜?!そうだったんですか!!きゃー♡」

お互いのペアリングを置くトレイを二人で作っていたんですね!

しかも、昨日もらったばかりって♡もー大興奮!

かわいいお二人にまたまたホッコリでした。

記念撮影☆

もーかわいいなぁ♡あてられっぱなしです(笑)

ご参加ありがとうございました!

ワークショップ2回目。

講師は「sou」の仲間秀子さんと「Atelier saku」の池宮城三奈子さん。

板にカーブをつける作業を仲間さんがお手伝い。

「先生のお手本撮らせてください!」

と動画で撮影!照れます。

そして出来上がったのがこちら。

板の縁はフラットなままで、中央だけをくぼませて。

この形は初めてです!

イニシャルの「K」をランダムに。

「なかなかきれいに打てなくて。。。」

鳥の足跡のようにもみえてかわいい。

 

こちらは小さい職人さん。

昨年のワークショップにも参加してくれました。

真鍮板をしっかり指で押さえ、工具にもすっかり慣れて一人でトンテン♪

「口開いてるよ!閉じて!」

とそばで見守っていたお母さん。集中すると口が開いちゃうそうです(笑)

 

こちらでは端材で打刻の練習をして、いざ刻印。

一発勝負の緊張する作業。

 

こちらでは色塗り。

 

こちらでも♡

薬液を筆につけてもらい、栗に色づけです。

 

「あ、筆使うの初めてです!お絵かきはいつもクレヨンなので。」とお母さん。

 

まんべんなく塗り終えたら乾かすために、

「ふぅー」

 

「がんばって、ケーキのロウソク消すみたいに!」

まわりの声援に応えて、もう一回、

「ふぅーー、ふぅーーーっ」

口がかわいい♡

 

お、参加者のみなさんが立ちだしました!

立って叩いたほうが力が入りやすいですね。

 

こちらは板の縁をカーブに当てて。

サイコロ型の木のくぼみ台はそれぞれの面でカーブの大きさや深さが異なるので、仕上りをイメージしながら使い分けます。

 

続々と仕上ってきました。

これは凝ってる!

デザインタガネの◯、数字の8、アルファベットのV、細い線はキサゲ、金槌の面に凹凸のあるカザリ槌、種類の違うタガネや工具を使い分け、薬液で黒く色づけをして柄にメリハリをつけました。

今回ご用意した工具をほとんど使用した見本のような作品に!

ブローチにしてもかわいいかも!

次回ぜひチャレンジしていただきたいです。

 

こちらの栗もいろんな工具を組み合わせてますね!

槌目を打った跡、栗の下の部分にカザリ鎚、そのあと細い線をつけて、上下のテクスチャーに変化をつけてます。

刻印惜しかったですね!

 

こちらは槌目をグラデーションのように。縁の立ち上がりにもこだわりました。

角に0(ゼロ)。

次第に無になっていく様子を表現したそう。深い!

 

そして小さい職人さん。

槌目やカーブづけ以外、ほとんどの作業を自分で行い仕上げました!

「記念写真撮らせてくださいね〜」

とカメラを向けると、すかさず変顔!

昨年は恥ずかしそうに伏し目がちだったのに!

お見送りの際は、みんなにハイタッチで車からバイバイ!

一年の間の変化と成長ぶりにしみじみ。

 

ご参加のみなさまありがとうございました!

次回のワークショップは23日(土)です。

台風一過の日曜日。

豆皿づくりのワークショップはじまりました!

今回は10ヶ月のお子さんもお母さんと一緒に参加です!

はじめはフードを被ってましたが、、、

どうも周りが気になるみたい、、、

ん?

熱い視線を感じます(笑)

 

お隣は真剣な表情。

タガネを板に当て、ものすごい集中力です!

きれいな手元。まっすぐタガネを当ててます。

お向かいのこちらのお二人も早い!

お二人とも、ものづくりがとても好きだそう。

槌目を打ち終わり、板にカーブをつけてます。

叩いて硬くなった金属の板にカーブをつけるのはむずかしい作業。

今回の講師、アトリエひと匙の濱元さんがお手伝い。

 

カーブをつけ終えたら、仕上げに研磨剤の入った布で磨きます。

 

 

完成した皆さんの作品です!

 

こちらは赤ちゃんの熱い視線を感じながら作った豆皿(笑)

ごくごくシンプルを目指し、作ったそう。

「これを置く場所も綺麗にしなきゃ(汗)」

お部屋の整理整頓のきっかけになりそうです(笑)

 

そしてこちらもシンプルに。槌目もカーブもとても端正な仕上り!

 

こちらもシンプル派。まんべんなくつけた槌目が綺麗です。

「とても楽しかったです!これ、どこで買えるんですか?」

板や工具の購入場所をお尋ねになり、本気です!

 

そしてこちらはワークショップ初の槌目なし!新鮮です☆

つややかな栗。

タガネで難しい曲線を彫った跡、先の丸いタガネでしっかり打ち込みました。

ドット模様が効いてます。

 

そして赤ちゃんのお母さんは四角形のなかでも角の丸い板を選んで。

「この子が触っても危なくないように。」と。

優しくやわらかな印象です。

 

午後の回は満席!

終始ワイワイにぎやか。

 

今回のワークショップでは金属への着色もできます。

しっかり重ね塗りをしてコントラストがきれいな仕上りになりました。

 

そして一同ビックリしたのがこちらの作品!!

「 K U R I  !! 」

 

思わず、

「このデザインにするって、はじめから決めてたんですか?」

と尋ねたら、一緒に参加したお友達と、

「どんな模様にしようかな?」

「栗って入れたら?」

そんな会話から生まれた即興のデザインだそう!

 

そんな大胆な提案をしたお友達の方の作品はこちら。

カーブをつけずに縁を立ち上げた豆皿。

隅に「 S L 」

「イニシャルですか?」

「皿(さら) です!」

さすがです(笑)

 

そんな二人と一緒に参加したこちらの方はシンプル。

隙間なくきれいに槌目をつけた、ご自分の名前をくっきりとブレなく打刻!

 

イラストレーターのこちらの方は、キャンバスが金属に代わっても絵を描くように。

栗のテクスチャーを部分的に変え、着色もさすがです!美しい!

 

ご一緒に参加したお友達は

キーホルダーにつけたいとのご希望で穴を開けました。

刻印は「BOUQUET」

いつも持ち歩くブーケ。素敵です!

 

この回もみなさん早く仕上がったので、展示作品を見たり、着けたり。

「あ、房指輪だ!これ、琉舞踊る時着けるんだよね。」

ブライダルリングとともにディスプレイしていた房指輪。

「どうぞ着けてみてください」と促すと、

踊ってくれました(笑)

 

笑いの絶えない楽しい1回目でした!

ご参加のみなさまありがとうございました。

次回は18日(月祝)、23日(土)です。

佐久本弥生さんのオーダーリングのお渡しの日。

佐久本さんと一緒にお客様のご来店をお待ちしていると、いつものように母娘仲良くお越しになりました。

 

オーダーのきっかけは、お母様がいつも着けてらっしゃるダイヤのリングが少し痩せたためサイズが大きくなったそう。

取れてしまうのが心配だけど、サイズ直しはしたくないとのご希望で重ねづけするリングをお探しでした。

 

店頭にあった佐久本さんのV字リングを試しにVを逆にして重ねて着けたところぴったり!

すぐにオーダーの相談のため、日を改めて佐久本さんと打ち合わせをしました。

 

佐久本さんの話を聞き、お嬢様と相談しながら、店頭のV字リングをベースに、

「リングの縁の点々(ミル打ち)はぜひして欲しい!」

「ダイヤモンドは3石」

というお母様のご希望を盛り込んだ内容でオーダーを承りました。

 

こちらのリングの製作過程は過去のJournalにも掲載してます。(下のリンクからご覧いただけます。)

アトリエ訪問① https://reunir-piece.com/journal/180

アトリエ訪問② https://reunir-piece.com/journal/181

 

いよいよオーダーリングのお渡しです。

 

リングケースを開けて「まぁ!」

 

着けていたダイヤのリングを一旦外し、

「まずは一本だけで着けてみなきゃ!」と薬指に。

「まぁ、素敵!」

そしていつものリングを指に戻し、二本を重ね着け。

 

「まぁ、ぴったり!!」

 

ルーペを使ってダイヤモンドや彫りの細かさを確認していただきます。

 

「ひとつだけ着けても、二つ重ねてもどちらでも素敵ね。」とご満足のご様子。

 

そして、先日の打ち合わせの際、お嬢様からもお直しのご依頼を受けてました。

二本のリングのサイズ直しです。こちらのお直しは私の方でさせていただきました。

 

パールの付いたリングはなんと十三祝いの時にお母様から贈られたものだそう!

「当時、母と一緒に宝石店に行って選んだんです」と少し照れくさそうにお母様をみて。

大事に保管され、パールの艶もリングもとてもきれいな状態でした。

いま着けるには少し狭いそうで、7.5号サイズを8号サイズに。

 

そしてダイヤモンドが一粒付いたリング。こちらもとても思い入れのある大事なリングとのこと。

小指に着けるピンキーリングだったそうですが、薬指に着けたいのでと3号サイズから8号サイズへ。

 

こちらもぴったりです。

 

お二人が二本のリングを着けているのを見て、

「まるでおそろいみたい!」

偶然にも母娘でVの形のリングとひとつ石が付いているリングの組み合わせ!

母娘のリングの記念写真です。

お嬢様の趣味と佐久本さんの趣味が一緒で、編み物の話や、お洒落だったおばあさまのお話をしたり。

今回のリングの製作過程の写真もご覧いただきました。

 

お母様に寄り添い、お母様の言葉のリズムに合わせてゆったりと耳を傾けるお嬢様。

終始にこやかで和やかな雰囲気のお二人。

 

お二人とも「そのまま着けて行きます」と。

その笑顔にこちらまで幸せな気持ちになります。この瞬間が何よりのご褒美。

 

お二人をお見送りしたあと、

「(喜んでいただけて) ホントよかった〜」と佐久本さん。

母と娘それぞれの思いのこもったリング。

それぞれの日々で新しい記憶を刻み、手元で輝き、暮らしに馴染んでいってほしいと願うばかりです。

リングをお客様に一旦見ていただきサイズを合わせ、サイズの確認ができたので、いよいよ今日は仕上げの作業。

石留と彫りをしていきます。

リングの上半分はあらかじめ艶消しにして、松ヤニにリングを固定します。

 

まずはリングの縁にミル打ちをしていきます。

このミル打ちはお客様が「ぜひに!」とこだわっていらっしゃった加工。

ミル打ちとは、地金の表面に小さな丸い粒の連続した模様を作っていくこと。ミルグレインとも呼ばれています。

 

リングのアウトラインにミルを打つ幅だけを残し、タガネでラインを彫っていきます。

 

一本のタガネで深さと幅を均一に。

ブレること無くまっすぐ彫り進める佐久本さんの手元に見入ってしまいます。

彫り面をマットな艶消しにしてあるので、タガネで彫った跡から地金自らの輝きが顔を出します。

 

彫ったラインの縁をヘラという工具で整えてミルを打つ地金の下地準備完了。

 

 

いよいよミル打ちです。

打ち始めの箇所をルーペで確認してあとは裸眼で。

 

「コン・コン・カン、コン・コン・カン…」

金槌とタガネの音がリズムよく響きます。

1mmにも満たないとても小さな丸い粒を連続して隙間なく均等に打っていきます。

熟練の職人技です。

 

ミル打ち完成!ミルを打つとリングの表情が変わりました。

 

次はダイヤモンドを留める石留の作業。

まずは中央から。

ダイヤモンドが入る穴をあけます。

石留めに使うのは「魚々子(ななこ)」というかわいい名前がついたタガネ。

先端が丸くくぼんでいます。

とても小さくてカメラのズームいっぱいにルーペを使ってもこの程度でごめんなさい。。

魚々子も大小様々なサイズがあり、デザインや石の大きさで使い分けます。

魚々子を含め製作に使うタガネは全て佐久本さんの手づくりです。

ルーペで位置を確認して魚々子の先端を地金にあてます。

石を四箇所で留める「チョコ留め」をします。

ダイヤモンドが留まりました。

ダイヤモンドは合計3石。

中央の石と隣の石の間は彫り模様です。

マジックで彫り模様の下書きをして彫っていきます。

 

画面奥に見える緑色の箱は、沖縄ではおなじみの「明治ジャーミー麦茶」。

お茶好きの佐久本さんの一番のお気に入りだそう。

お茶は佐久本さんのガソリンです。

作業机にはその他にもテレビのリモコンがあったり。

石留も彫りも集中の必要な作業ですが、佐久本さんのアトリエには張り詰めた緊張した空気は全く無く(笑)

テレビではワイドショーをしていて、作業の合間合間にテレビで取り上げられている話題やバドミントンでの話など。

 

油断をしているとあっというまに中央部分の彫りが仕上がっていました。

 

残り2石の石留。

そろばんのような形の先端工具を使い、留める石の大きさの穴を開けます。

 

ダイヤモンド全て留まりました!

早い!!

 

残りの彫りを仕上げていきます。

 

 

全て彫り終えました!

 

リングを固定している松ヤニに火をあて溶かし、リングを外します。

洗浄した後、リングの内側にダイヤのカラット数を打刻機で打ち込みます。

 

「0.037」ダイヤモンド3石合計の重さです。

仕上げに高速で回転するバフにリング表面をあて磨きます。

 

出来たてほやほや。リングの完成です。

 

今回のリングの製作にかかった所要時間はおよそ3時間弱。

流れるような作業、美しい手元に見とれて、あっという間でした。

 

ダイヤモンドの位置や彫りのバランス、着けた時の美しさをなによりも大事にしてると話す佐久本さん。

「当たり前のことなんですけどね(笑)」

と照れ笑い。

 

20年近くジュエリー作りの現場で職人として培われてきた技術と精神力をベースに、身につけた方の手元を美しく彩る瞬間、その笑顔を思い、作り出されたジュエリー。

 

お客様へのお渡しの日が待ち遠しいです。

 

 

佐久本弥生さんのご自宅のアトリエを訪問しました。

那覇市の高台にあるご自宅。

 

愛犬のミニチュアダックス「そら」と「ちゅら」に迎えられ(吠えられ)ながらアトリエ部屋へ。

 

部屋の天井にはシャンデリア!

もとは応接間だった部屋をアトリエとして使っているそう。

窓からは那覇市街とその向こうに東シナ海が臨め、眺めも最高です。

元々視力の良い佐久本さんですが、目を使う仕事柄、よく遠くを見るようにしているそう。

部屋を見渡すと、ソファやテレビの他山梨で職人をしている頃から約20年使っている彫金机、バフや圧延ローラーなどの機械もならんでいます。

羨ましいアトリエ設備です。

 

ソファを勧められ、座ると横に大きな箱が。

「この箱何ですか?もしかして作品?」

「この間団体戦で優勝したんですよ〜!」

と箱から出して見せてくれたのはなんと優勝トロフィー!

佐久本さんの趣味はバドミントン。

机の前で細かい作業をする仕事柄、外に出て身体を動かしたいと思った時に近所の体育館のサークルに入ったのがきっかけだそう。

 

「じゃあはじめましょうか!」

今回作るのは12.5号のV字リング。表面に3石のダイヤモンドを埋め、リングの上半分に手彫りを施します。

 

サイズ棒にノギスをあて、作るリングに必要な長さと重さを計算します。

 

必要な量のプラチナを皿に入れ溶かしていきます。

プラチナの融点は1,700℃以上。

眼を保護するため黒いメガネをかけ、酸素バーナーで当てます。

バーナー片手に黒メガネ姿が男前です!

 

火を当て続けて数分。

粉状だったプラチナがひとつに溶け固まりました。

真っ赤です!

プラチナが熱いうちに金槌で叩き、延ばしやすいように角棒状にしていきます。

 

赤かったプラチナの温度がさがり次第にグレーに。

あっという間に角棒の出来上がり。

「どや(笑)」

 

ノギスでサイズを確認し、圧延ローラーでさらに細く長い棒状にしていきます。

 

 

細くなったプラチナに再度火をあててなまします。

湾曲している棒をまっすぐに整えていきます。

 

まっすぐな棒に!

リングの形に整えます。

V字になるよう角棒の端を糸鋸でカットします。

 

V字リングの形になりました。

隙間をつなげるためのロウ付けです。

 

12.5号サイズピッタリに仕上りました!

 

ロウの跡をヤスリで削り、リング全体を磨き整えたあと、一旦お客様にサイズの確認をさせていただきます。

サイズの確認ができたら、佐久本さんの真骨頂、ダイヤモンドの石留め、そして彫りの作業です!

 

 

 

長月の実り 〜六人の秋のカタチ〜

2017年9月16日(土) 〜 9月24日(日)  11:00 〜 18:00 会期中無休

 

高く澄み渡る空、さわやかな風に揺れる草花。

旬を迎えた美味しいものや美しい植物をモチーフにした、とれたての作品がレユニールに届きます。

6人の作り手によるそれぞれの秋のカタチをお楽しみください。

 

[豆皿づくりのワークショップ]

真鍮の板をハンマーで叩いて模様を刻んでカーブをつけて豆皿を作ります。

前日までにお電話かメールでお申込み下さい。

 

日時:9月17日(日)、18日(月祝)、23日(土) 11:00〜12:30、14:00〜15:30

参加費:¥2,800 所要時間:約1時間半

tel 098-988-4461 

mail info@reunir-piece.com

佐久本弥生さんのオーダーご相談会に真っ先にご予約された女性。

店内にならべたダイヤモンドのリングをいくつかご覧になって佐久本さんとお話をするなかで候補を絞っていきました。

 

いつも着けていらっしゃる幅広のリングとの相性も考えて、側面に彫りが施されたフルエタニティリングに決まりました。

石留めと彫りを施す前のリングで、サイズの最終確認をして、この日お渡しの日です。

 

 

35個のダイヤモンドがぐるり。

いつも着けてらっしゃる幅広のリングともピッタリ!

ずっと着けていたかのような雰囲気。

とても馴染んでます。

 


ジュエリーを着け慣れた方。

気負いなくさりげなく。

「ジュエリーは出会いだから。オーダーしてよかった!」と、とても満足そうな笑顔。

着けたその日からすでに愛用品のように着こなす姿がとてもかっこよくて。

いろんなことに関心をもって、そのなかで生まれたひとつひとつの出会いや、心惹かれるものに向き合い、ご自分の暮らしやスタイルに取り込んでいく。

サングラスをかけて、車の窓を開けて「またね!」と笑顔で手を振る姿を見送りながら、そのひとつのシーンに立ち会えたことが嬉しく思いました。

 

serge フェアありがとうございました!

serge =綾織り

織り紡ぐように天然石にパール、シルバーを自由に組み合わせた作品たち。

「リゾートにお出かけしたくなる!」

「太陽の下でも映えそう!」

「日焼けした肌にも合う」

さまざまなお声をいただきました。

秋のご予約会も同時開催。たくさんのご予約ありがとうございました。

 

期間中ウェアのご協力をしていただいた宜野湾のセレクトショップ「voyage」

「voyage」は2015年6月に宜野湾にオープンしました。

オーナーの比嘉瑞希さんは縫製の技術を専門に学び、フランスでも仕事をした経験のある女性。

培われた技術とセンスの良さ、丁寧な接客にファンも多く、私もその一人です。

今回のフェアでsergeの彩り豊かなアクセサリーとvoyageのウェア。

さまざまな色どりが店内を彩り、賑やかで楽しいフェアとなりました。

 

引き続きsergeは取り扱っております。

voyage ( http://instagram.com/voyageboutiqueokinawa )にもぜひ足を運んでいただけると嬉しいです。

インスタグラムやFacebookでの掲載品へのお問い合わせもお気軽にどうぞ。

 

ありがとうございました!

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