アトリエひと匙 個展
2019年11月22日(金) 〜 12月1日(日) 11:00 〜 18:00 〈 会期中無休 〉
作家在廊日:11/22(金) 終日
11/23(土)、24(日)、30(土)、12/1(日) 14:00 〜 17:00 頃
会場:レユニール ( 那覇市若狭3-20-22 1F )
ふっくらと滑らかなフォルム。
深く強く打たれたタガネの跡。
フーチバーやブーゲンビリアなど、沖縄の馴染み深い植物をモチーフに
自然がもつゆらぎや生命感を丁寧に捉え、素材に寄り添いかたちづくる。
濱元 香織 ・ 濱元 朝和 彫刻家夫婦によるユニット「アトリエひと匙」の初めての個展です。
「日々の暮らしを楽しむ ひとさじの潤いとなりますように」
装身具の他オブジェやモビールなど、想いを込めて創り出す空間をぜひご高覧ください。
アトリエひと匙
アトリエひと匙には「日々の暮らしを楽しむひとさじの潤いとなりますように」
という意味を込めています。
アートと工芸という2つの領域を行き来することで開ける新たな地平を思い描き2015年に設立。
自然が持つ生命感やゆらぎを360°引き出すもの作りを心がけ、
アクセサリーの製作から環境空間をより豊にするオブジェや彫刻製作まで幅広く活動をしています。
- 作 家 略 歴 -
濱元香織
2008 坂の上の雲 1000人のメッセージ展 優秀賞 (坂の上の雲ミュージアム/愛媛)
2009 大黒屋現代アート公募展 (08'10) (板室温泉大黒屋サロン/栃木)
2010 第10回大分アジア彫刻展 優秀賞 ('12) (朝倉文夫記念文化ホール/大分)
2011 あさご芸術の森大賞展(朝来芸術の森美術館/兵庫)
2003-14 沖縄県立芸術大学彫刻専攻 非常勤講師
2014 沖縄工芸振興センターで金細工を学ぶ
2015 「身につける彫刻」をコンセプトにアトリエひと匙を立ち上げ
2016年より琉球王朝文化集積事業で玉陵石獅子、欄干羽目の復元製作に携わる
現在 沖縄県工芸振興センター金細工研修講師
パブリックコレクション
沖縄県立芸術大学、OIST、大宜味村石山展望台、朝倉文夫記念館(大分)、サワラクカルチュアルビレッジ(ボルネオ)、イタリア、メキシコなど野外彫刻設置
国内外(メキシコ、イタリア、マレーシア、タイなど)で彫刻家として滞在製作など行う中で、地域特有の文化や伝統工芸品の魅力に気づきがあり、沖縄の金細工の可能性を感じ彫刻の技術を生かした装身具の製作を始める。アートと工芸 2つの領域を行き来することで開ける新たな地平を目指す。
濱元朝和
1999〜06 沖縄県立芸術大学彫刻専攻 非常勤講師
2002 首里城京の内復元整備 (那覇)
2004 個展 前島アートセンター (那覇)
2005 受水走水復元整備 (玉城)
2007 首里城公園書院、鎖之間庭園復元整備 (那覇)
2009 東海岸漂流木国際芸術創作展 (台湾/台東)
2014 浦添市前田ワカリジー(為朝岩)復元整備 (浦添)
2017 やんばるアートフェスティバル (18')
2018 はいむるぶし小浜島 アートと植物空間作品設置
2015〜現在 琉球王国文化遺産集積・再興事業 石彫製作担当
琉球王国時代の文化財を復元製作、史跡等の風景を復元再生してきた。
沖縄の伝統文化、風土の独自性、時代の哲学としての意匠等を専門にしている。