「長月のそら」というテーマが決まり、9月、秋、お月見という連想で生まれた作品たち。
今回の展示会で人気の月齢ペンダント。
月には月齢によっていろいろ呼び名があります。
こちらは七日月(なのかづき)。その名のとおり新月から月齢7日頃の月の呼び名です。
月面の感じが出るように槌目をつけ丸みをもたせています。
池宮城さんの月のシリーズを見てから、今日は何の月だろう、と夜空を見上げることが多くなりました。
今回の展示会でご用意しているのは七日月と更待月(ふけまちづき)。他の月の形も製作可能です。
こちらは新月と雲のブローチ。
新月は見ることはできませんが、こんな風に雲がかかったりするのだろうか、と思いめぐらせ作った作品。
銀線で月面に絵を描くように雲を溶接していき、シルバーを薬品で硫化させ黒く着色しています。
そして月といえばお月見。
月見だんごを銀の粒で表現したおだんごピアスは、初回のDM撮影のときにお披露目。
メンバーから「かわい?い」の声を浴びていました。
ネックレスのチェーンは2種類。ボールチェーンタイプはお団子が連なっているようです。
そして秋の味覚といえば、葡萄。
銀の線を丸くして丸カンを作り、形を見ながらひたすら溶接していきます。
ヘタの部分までこまかく模様が刻まれています。
おだやかでやさしい気持ちになる作品ばかりです。
池宮城 三奈子 Kalii (カリー)
2012年 沖縄県工芸振興センター 金細工研修修了
シルバーや真鍮で沖縄の伝統文様や、植物、風景をモチーフに作品を制作しています。
どこか懐かしい文様やテイストで、和みのあるアクセサリーをご提案いたします。