お手持ちのジュエリーから外したダイヤモンドが合計6石。

直径3mm〜4mmの大きなダイヤモンドです。

「これを使ってネックレスを作ってもらえませんか。」とのご依頼でした。

普段使いしたいとのことだったので、40cmの長さでシンプルなステーションネックレスに。

ステーションは英語で「駅」のこと。

中央には6石の中で一番大きなダイヤモンドを。約4cmずつチェーンをはさみ石をシンメトリーに配置しました。

一番小さなサイズの1石は留め具側に。終着駅です (笑)

 

ダイヤを留める石枠は覆輪留め。

チェーンと石枠をつなぐ丸カンは縦にして、チェーンのラインに沿ってすっきりとみえるように配しました。
 

 

 

お渡しの日当日。

ゆるやかなラインのカットソーをお召しになって。

ネックレスを着けて上質な装いに。

 

 

ショートヘアの後ろ姿でダイヤモンドが揺れてキラキラ。

質の高いダイヤモンドを贅沢に使いながらも、さらりと着けていただきやすいデザイン。

とてもお似合いでした。

 

お気に入りのアクセサリーも、それを身に着ける手元もきれいにしたいな、自宅で簡単にケアできるといいな、というお声を受けて企画した「手とアクセサリーのお手入れ会」。

 

手。

家事や育児、お仕事、暮らしの中で絶えず動かし、働いている手。

私自身もアクセサリーを作り、販売している立場。

磨き粉で真っ黒になった指先や、製作過程で繰り返し洗うことで荒れた手肌。

出来上がった作品を試着して、自分の手先の有り様に驚愕しました。

手は鏡がなくてもその状態が確認できるパーツです。

素のままでも、アクセサリーを身に着けても、自分自身が見て嬉しくなる手。

そんな手を目指して忙しい毎日のなかでも気楽に楽しくお手入れができるといいなと思ってました。

 

そしてアクセサリー。

素材がわからないためどう手入れすればわからなかったり、気に入ってていても身に着けることができない状態になってしまっていたり。

修理やメンテナンスのご相談やご依頼を受けるたび、ご自宅でのクリーニングの大切さも実感してきました。

販売時にお手入れや素材について書いた紙を添えてますが、あらためてお手入れについて一緒にできればいいなと思ってました。

 

そういうわけで企画したお手入れ会がはじまりました。

 

アクセサリーのお手入れ会では営業前の朝10時からという早い時間帯でしたが、みなさんはりきってご参加くださいました。

「ついついあれもこれもと持ってきちゃいました。」とポーチの中からいくつも素敵なアクセサリーたちが。

 

まずはルーペでアクセサリーの状態の確認です。

パーツを拡大して見ていくと、金属の素材について刻印がされていることがあります。SILVER、K18、Pt900等。

そのアクセサリーの素材がわかるとその特性に応じたお手入れがしやすくなります。

また、細部の汚れや金具のゆるみなど、ふだん日常や肉眼では見ることが出来ない部分も確認していただきました。

「えっ?!ここ傷になってる!」

「これは汚れかな?」

いろんな発見があります。

 

ルーペで確認した後はやわらかい布でやさしく拭きます。

普段のお手入れはこれだけで十分です。

 

さらに汚れが気になる部分をお手入れしていきます。

ボールに中性洗剤と水を入れて歯ブラシでやさしくゴシゴシ。

 

ピアスのポスト。汚れが気になる箇所です。

 

リングの内側の刻印など、細かい部分も歯ブラシの毛先でやさしく洗います。

「わぁ!すごい綺麗になった!」

「けっこう汚れていたんだ。。。」

お手入れしながらアクセサリーを買った時の思い出話や、ふだんの保管方法など手を動かしながらのおしゃべりも楽しく、

アクセサリーがみるみるきれいになっていくことをよろこんでいるお客様のご様子をみていてこちらも嬉しくなりました。

 

アクセサリーの次は手です。

講師にお迎えしたのは古謝有紀子さん。

リラックスした雰囲気で和やかに会を持つことができればと思い、すぐに思い浮かんだのが彼女でした。

彼女のエステを初めて受けた時の施術の心地よさ、そして飾りのないナチュラルでチャーミングなお人柄。

 

ご自身の出産・育児の中で少し息が切れ気味だったところに、家族に勧められて受けたアロマセラピーやエステ。

人を癒やすその力にとても感動したことがこのお仕事をはじめるきっかけとなったそう。

学生の頃「カエルの手みたい!」と言われたことから自宅エステサロンの屋号はそのまま「カエルの手」。

「指の長さがほとんど同じで。ほんとカエルの手みたいでしょ (笑)」

手に特化したお手入れ会なら、ご自分の好きな香りのハンドクリームならケアもより楽しくなるんじゃないかな。

そんな有紀子さんのアイデアで、手のお手入れ会ではまずハンドクリーム作りから。

今回のハンドクリームは柔らかめでレシピもとてもシンプル。

ご自身でも手に入れやすい材料で、アレンジしやすいレシピです。

レシピと材料の説明の後、あらかじめ計量されたクリームの材料を混ぜていきます。

「混ぜるの楽しいー♪」

夢中で混ぜてるとあっというまにカスタードクリームのような状態に。

 

 

クリームケースに移しいれたあとは、精油選び。

用意した精油の説明を聞いて、匂いを嗅いでどれを入れるか選ぶのも楽しい時間です。

くんくん。

 

3滴入れるのですが、1種類だけでも3種類を1滴ずつでも。

「ティートゥリーも気になるし、ゼラニウムもはずせない」

「夜寝る前にケアするから、ラベンダーがいいのかな」

その時の気分や使うシーンで個性がでます。

 

精油を入れかき混ぜたあと、ハンドクリームが冷えるまでハンドケアをします。

まずは手のストレッチ。両手をゆっくりほぐしていきます。

そしてローションパック。

手の甲にティッシュペーパーを置きフローラルウォーターと精製水を混ぜたローションでたっぷりと湿らせ、ビニール袋を被せてしばらく置きます。時間がある時は10分くらい置くといいそうです。

ハンドクリームを塗る前の手肌にたっぷりと水分を与えます。

次はハンドクリームを塗ってセルフマッサージ。

クリームケースに移したあとの紙コップに残ったハンドクリームを手に取り、指先から手の甲、手のひらもゆっくりとマッサージしていきます。

 

 

指の間の「水かき」や指の関節部分の「シワ」にもしっかりハンドクリームを塗り込んでいきます。

「こんなところまで塗ってなかった!」

「ここがシワっていう意識なかったです!」

おどろきながらもマッサージに集中。

「マッサージの順番は気にせず、覚えている動作を思い出した時にやるだけでも大丈夫ですよ。」

セルフマッサージの後は参加のみなさんに有紀子さんが直接ハンドマッサージ。

なんとも贅沢な時間。人にしてもらうのもとても気持ちのよいものです。

 

きれいになりました!

ハンドクリームでマッサージして冷え性の方の手のひらもきれいなピンク色に。

血行もよくなったようです。

 

 

お手入れ会の後は、おまちかねのティータイム。

有紀子さんお手製の焼菓子とリラックス&美容効果のあるハーブティーをご用意しました。

おいしいものを食べてすっかりリラックス。おしゃべりも弾みます。

「丁寧に自分と向き合う時間って大切。」

「すごく贅沢な時間を持つことができました。」

「爪もきれいになってよかった。」

「家族にもやってあげたい。」

などなど嬉しい感想もいただきました。

 

美しくなるよろこび。

美しいものを身に着けるよろこび。

 

忙しい日常のなかで、自分やモノに向き合う時間をもつことは難しいものです。

意識してこういう時間を持つことの大切さを改めて実感しました。

 

ご参加いただきましたみなさんありがとうございました。